パソコンの困った

パソコンの故障の原因となる使い方

ある日パソコンの電源を入れても起動しない。
そもそも電源が入らない。

変な音がする。
フリーズする。

と言った現象を経験したことはあるのではないでしょうか。

このブログを見ていただいているということはパソコンは正常に作動している言うことなのでなによりです。

大手パソコンメーカーのカスタマーセンターで勤務経験のある私の体験談をお伝えいたします。

まず、パソコンが壊れる原因の多くは、普段からパソコンにあまり良くない使い方をしていることのよるものです

また、それを認識なくやっていることがあります。

そのことをしないだけで、ある程度のパソコンの故障を未然に防ぐことができると考えます。

物理的・人的ミスによる故障

水濡れ(液体をこぼす)

故障の原因で最も多い一つとして水濡れ(液体をこぼす)があります。
パソコンは当然、電子機器なので水濡れにより電源が入らなくなるといった症状が起きます。ノートパソコンの上で飲み物を飲まない、パソコンのそばに飲み物を置かないといった注意が必要でしょう。
また、メーカー保証期間中に、水濡れを隠して、修理依頼を出してくる方が見えますが、絶対にバレます。素直に話したほうが、早く修理から帰ってきます。

ハードディスク異常

ハードディスク異常も多い故障の一つです。
原因はいくつか考えられます。

ハードディスクの老朽化

ハードディスクのメーカーは明確に寿命を公表しているわけではありませんが、一般に3年から5年と言われております。5年使えばいつ壊れておかしくないとも言われております。

ハードディスク稼働中に本体を動かす

ノートパソコンでよくやりがちですが、ハードディスクにアクセス中にパソコン本体を移動や持ち上げたりすることはやめましょう。ハードディスク異常の原因になります。デスクトップパソコンでも、揺らしたり、引きずったりしても同様にハードディスク異常になる可能性があります。

磁石を近づける

ハードディスクは磁気でデータを読み書きしております。そのため、パソコン外部からの磁気でもデータの読み書きに影響を与えます。強力な磁気を帯びているものはもちろんですが、ちょっとメモ用紙を磁石で張り付けるといっただけでも、影響があります。絶対にやめましょう。

落下

言うまでもありませんが、一発で壊れます。
なおかつ、落下により液晶が割れ、筐体も傷つき、ハードディスクも壊れ起動しないといった感じでかなり修理が高額になることが予想されます。取り扱いは細心の注意を払って持ち運びましょう。

パソコン回りのホコリ

パソコンはCPUの冷却のためにファンで空気循環させています。
その空気を吸うときに一緒にホコリを吸い込み、本体内にとどまってしまうことがよくあります。そのホコリが原因で静電気が発生したりして故障することがよくあります。
パソコン回り、特にパソコンの裏側は定期的に掃除しましょう。

電源ケーブルをつけっぱなし。常にフル充電(ノートパソコンの場合)

会社などでノートパソコンを使用する場合、常に電源ケーブルを指しっぱなしで、常にフル充電で使用する方も多いと思います。そうすると、バッテリーの寿命が短くなり、最終的には充電できなくなります。
別に充電できなくても、持ち運ぶことは無いし、持ち運ぶときは電源ケーブルも持ち運べばいいじゃないかとお考えになるかと思います。
そうすると、今度は電源ケーブル(ACアダプタ)が常に通電しっぱなしなので故障する可能性が高くなります。そうすると、バッテリーも故障、電源ケーブルも故障となり電源が入らないといった症状が起こりえます。
バッテリーでの稼働、電源ゲーブルでの稼働を交互に行うといった使い方や、メーカーによってはバッテリーリフレッシュのようなプログラムがあるので活用するといいでしょう。

ソフトウェアでの問題

ソフトウェアで起こる問題の原因のほとんどがウィルスです。
ウィルスの感染の経路はいろいろ考えられますが
代表的なのが

メールの添付ファイル
インターネットでのファイルのダウンロード

があります。

実際の仕事でメール添付ファイルを確認しないや、ファイルをダウンロードを一切しない言ったことは今や仕事にならないでしょう。
そしたら自信でウィルス対策をしっかりとることが最善でしょう。(ネット上でも自分の身は自分で守るが基本です。)

そのために大切なのは
セキュリティソフトを常に最新版にする。(アップデートをこまめに行う。)
アプリケーションソフトの更新があれば最新版を使用する。
怪しいサイトは閲覧しない。

まとめ

パソコンが壊れたという場合のほとんどが、使い方に問題があります。
パソコンを大切に使ってあげれば、長持ちもしますし、あなたがやりたいこと、やりたい仕事にきっと答えてくれます。