東京都は物価高対策として、指定のQRコード決済を使うと支払い額の最大10%をポイントで還元するキャンペーンを3月11日から始めます。というニュースが2024年2月3日に発表されました。
ザックリとした内容は、対象の決済サービスは4つで、それぞれ上限3000円分がポイントで還元され、4つすべてを使えば最大で1万2000円分のポイントが還元されるというものです。
この発表を受け当サイトでは、『暮らしを応援!TOKYO元気キャンペーン』で最も得をする方法と注意点を解説します。
暮らしを応援!TOKYO元気キャンペーンの関する世間の反応
暮らしを応援!TOKYO元気キャンペーンに対する世間の反応の多くはネガティブな意見が目立ちます。
- QRコード決済に限定することはないと思うよ!
- 予算が限られているのでなるべく高齢者に使わせたくないみたいな意図?
- QR決裁限定ということはスマホを持たない高齢者や生活弱者は恩恵を受けられず、使用先の小売店や飲食店も手数料の負担が生じる。 都の手間が少なく手っ取り早い「付け焼刃対策」に見えてしまう。
というように、否定的な意見が多くあるように感じます。
しかし、このような否定的な意見を述べたところでこのキャンペーンが中止になることはありません。
そうならば、一番得をする方法を検討しました。
暮らしを応援!TOKYO元気キャンペーンで最も得をする方法
今回のキャンペーンのポイントは以下の点です
- au PAY(コード支払い)、d払い、PayPay、楽天ペイ(コード・QR払い)の4つQRコード支払いで支払った金額の10%がポイントとして還元される。
- 各々のポイントの上限が3000ポイント、つまり30,000円分の買い物もしくはサービスの提供を受ける必要がある。
- このキャンペーンで得られるポイントの上限が12,000ポイントである
- このキャンペーンには3月11日から3月31日までで、予算の上限があり、予算の上限に達したら期限前であっても終了する。
この条件を踏まえて、最も得をするプランは4つのQRコード決済を使い12,000ポイントゲットすることです。
しかし、上記の20日間で12万円分をQRコードで支払うことになります。
この金額は現実的でないですね。
そこで、当サイトが考える最も現実的で得する方法を解説してきます。
利用するキャリアのQRコードアプリを最初にインストールする
先にも書きましたが、4つのQRコードをすべて使うことが一番得ですが、実際のところドコモを使っている人は、d払いにはなじみがありますが、auPAYをインストールして日常的に使っている人は少ないと思います。
その逆もしかりですね。
また、楽天経済圏にいる人はpaypayを使うことに抵抗があったりしますね。
なので、まずはお使いのスマートフォンのキャリアのQRコード決済アプリインストールしましょう。
- ドコモユーザーであれば、「d払い」
- auユーザーであれば「auPAY」
- ソフトバンクユーザーでれば「paypay」
- 楽天ユーザーでれば「楽天ペイ」
をインストールし、利用可能な状態にしましょう。
それでまずはこのキャンペーンの4分の1はゲットできます。
各々のアプリでの支払いはキャリアの支払いに合算されて支払われると思います。
そうすると、キャリアのポイント(例えばドコモでいえばdポイント)が付与されるので、今回のキャンペーンにプラスしてポイントをゲットしやすいということですね。
次にインストールのは「paypay」
それぞれのキャリアに対応するQRコード決済アプリをインストールした後に入れるべきアプリは「paypay」です。
その理由は「加盟店の多さ」です。
2024年2月時点でのスマホ決済の加盟店舗数は以下の通りです。
スマホ決済 | 加盟店舗数(設置個所数) |
paypay | 1,000万以上 |
auPAY | 626万 |
楽天ペイ | 600万以上 |
d払い | 508万 |
この値は全国での数ですが、東京都内に限定してもこの比率はそれほど変わらないでしょう。
使える店が多いということは、使うチャンスが増えるということですね。
今回のキャンペーンは20日間と非常に短いため、取り扱い店舗が多いpaypayをインストールしておけば、ポイントもたまりやすいということですね。
また、paypayはpaypay独自のキャンペーンを度々行っています。
そういった点でもpaypayをインストールしておくとお得なことが多いかと思います。
ソフトバンクユーザー以外の人はここまでで、今回のキャンペーンの半分をゲットしたことになりますね。
次のインストールは、普段どのポイントカードやクレジットカードを使っているか?
次に考えることは、普段使っているクレジットカードもしくはポイントカードが何かということです。
具体的に言うと、例えば楽天カードを持っているのであれば、楽天ペイを使うと今回の暮らしを応援!TOKYO元気キャンペーンでのポイントは別にポイント還元率が良いという利点があります。
また、pontaカードを持っている場合、auPAYとpontaカードの連携があるため便利という利点があります。
ここで言えることは、ここまでくると、今回の「暮らしを応援!TOKYO元気キャンペーン」とはあまり関係のない、QRコード決済アプリと連携するクレジットカードやポイントカードの兼ね合いで還元率が良いものを選択する方法です。
暮らしを応援!TOKYO元気キャンペーンの注意点
今回の「暮らしを応援!TOKYO元気キャンペーン」の注意点は2点あります。
- 実施するキャンペーンは3月31日まで予定しているが、予算に達した時点で終了する。
- 還元されるのが現金ではなく、ポイントのためポイントを使って時点で意味を成す。
- 実施するキャンペーンは3月31日まで予定しているが、予算に達した時点で終了する。
- 還元されるのが現金ではなく、ポイントのためポイントを使って時点で意味を成す。
実施するキャンペーンは3月31日まで予定しているが、予算に達した時点で終了する。についてですが、ITジャーナリストの山口健太さんが以下の内容をポストしています。
書きました。
東京都が3月に実施する10%還元キャンペーンですが、予算91億円の上限に達すると早期終了する予定です。
PayPayの決済回数などから試算すると14日で使い果たすことになります。普段QR決済を使っていない人が参加するなど、もっと早く終わる可能性も。https://t.co/tSQl1zA6Aa .— 山口健太 / Kenta Yamaguchi (@yamaguc_k) February 3, 2024
おそらく、3月31日より以前にキャンペーンが終了する可能性が高いと考えられます。
還元されるのが現金ではなく、ポイントのためポイントを使って時点で意味を成す。ですが、ポイントを使い切って意味を成しますね。
先にも述べましたように、今までなじみがないQRコード決済アプリでポイントをもらっても使わずなければ、得は一つもありません。
【暮らしを応援!TOKYO元気キャンペーン】の闇を語るより、最も得をする方法を語ろう!!まとめ
暮らしを応援!TOKYO元気キャンペーンは時間との勝負になりそうです。
12,000ポイントをゲットすることを考えるより、確実に6,000ポイントをゲットする方法を練った方が適作ですね。
なので、暮らしを応援!TOKYO元気キャンペーンの闇を詮索するよりも、自身が得する方法を検討した方が賢い消費者ですね。